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土地購入を上手に行うには

現況だけではなく、先々のことも考えて選ぶことが良い土地購入のコツとなります。
例えば住宅用地を購入しようとした際、「ここは静かだし隣接した宅地もないし、トラブルなく静かに暮らせそうだな」と思って家を建てても、数年後にすぐ近くに幹線道路が通ってしまい、車の音がうるさくて眠れない、ということが往々にしてあります。道路拡張にかかってしまい、家を建てて数年で立ち退きというパターンも寂しいものです。
道路に限らず、不動産物件を取り巻く環境は刻一刻と変わっていきます。しかし、例えば建築基準法的に住宅街のど真ん中に巨大な造船工場ができることがありえないように、ある程度情報を先取りしたり予見したりすることは不可能ではありません。
都市計画区域や用途地域(住宅街や農業地帯など、自治体がどのような方向性の土地にするかに関する計画)程度であれば不動産屋が把握しているはずですので、購入を決める前に確認しておきましょう。しかし幹線道路であるとか、周辺の建設計画に関しては、仲介をメインにしている不動産業者では情報不足の場合もあります。土地造成や建物の建築業者の方が詳しいことが多いので、場合によっては先に工事をお願いする業者を決めておいて、そこに「この土地ってどうですかね?」とたずねる手も有効といえます。